塗装が終わってホイール編

仕事も落ち着いて・・塗料も、もういいかげん完全硬化していると思いますが・・・・

ホイールが出来るまではこのまま放置するつもりです。



今日は、取り合えず組み換えの為にフロントホイールをばらして
スポーク交差数を検討してスポーク長を計算しました。
リムはARAYAの16X1.75HEタコ穴28Hです。
ハブダイナモを使用するにあたって、当初はスポーク角度がきつくなるので
単純にラジアルで組めばええやん・・と思っていましたが
ある詳しい方にご指摘を受け、ラジアルではまずいことに気付かされました。
このタコ穴リムはあらかじめスポークの角度に合わせて
タコの吸盤のようなニップル穴が設計されているので
ラジアルで組むと逆に角度が厳しくなってしまうんです。


で・・スポークを通して検討してみた結果、
やはり2本組(1クロス)がタコ穴の角度に一番無理がないような気がします。
有効リム径(ERD)は実測と組まれていたスポーク長から逆算すると約290ではないかと思われます。
それからだいたいのリム穴オフセットなどを実測して計算すると
約115mmのスポークでいけるのではないかと・・・。
(スモールフランジで6本組(3クロス)で145mm)
とは言え、あくまでも計算上でやはり組んでみないとこのリムはデーターがないのでわかりません。
取り合えず28本だけ発注しようかと思います。

それより・・
リムの錆が酷い・・。1本だけ。使用に問題はない程度だけど。
赤フレームの方は特に保管されていた環境が悪かったようで・・・。
取り合えずワイヤーブラシで白錆びの頭をとばして磨いてみたものの
いくら磨いてもまだら模様。完全にアルマイト下に錆がまわっています。
こうなったらアルマイトを剥がして素地を磨かないとしょうがない。
でもこの凸凹だらけのリムを耐水ペーパーで磨きこんで行くのは至難の業です。
ルーターなんかでやったらビットが何本いるかわからない。
ドリル用のワイヤーブラシを買ってきてやってみようか
それともアルマイト剥離剤を使ってみるか・・検討中。


レストアなんて
ほとんど部品探しと、磨いたり汚れ落としたり、塗装したりの作業なんですよね。
乗るだけならすぐに自転車なんて組めます。
でも少しでも綺麗にしたいと思うと、ここで手を抜けませんね。
ホイール2台分で、ひと月でできればよい方かも。