珍しい車検トラブル

久々の更新であるが

先日かなり珍しいトラブルに巻き込まれたので記録として残しておく。

自動車車検のことである。

うちの車は僕が初めて車を買ったトヨタのディーラーの担当者Aに

ずっとお任せしていた。

その担当者Aがトヨタを退社し

自動車販売業(自動車関連業務全般)として独立した為

今回初めて5年前にトヨタで買った車の車検を任すことになった。

個人の会社なので当然整備施設などはなく、

外部の認証整備工場に持ち込むことになるが

どこの整備工場に持ち込むかはこちらは一切関知しない。

あくまでも担当者Aを信用しての取引だ。

まあ、今となっては、ここがこちらの甘かったところだろう。

 

2022年5月30日(月)

月曜日に僕が借りている駐車場で車を引き渡し

同日、大阪府門真市のB整備工場に入庫。

これは車の発信機により飛ばされる位置情報より特定。

引き渡し時点では同じ週の金曜日、6月3日には返却できるだろうとの話。

前もって税金等他の費用として8万円を渡す。

 

2022年6月2日(木)

整備の追加費用を用意する必要があるので

現金なら早めに連絡くれと担当Aに電話。

その旨了承。

 

2022年6月3日(金)

当日になっても連絡がないのでこちらから担当Aに電話。

整備が混んでいるようなので来週初めまで待ってほしいと告げられ了承する。

恐らく担当Aはこの時点ですでに気づいていたであろうと思う。

 

2022年6月6日(月)

またこちらから電話。しかし留守番電話。

メッセージを入れて後から連絡をもらう。

同日、担当Aから連絡が入るがまだ整備完了の報告がないから確認するとのこと。

僕の車の発信機はエンジンon,offで位置情報が飛ばされるが

6月2日の時点でストップしている。

ここから6月2日の時点で整備は終わっていることが予想された。

こちらも明らかになんらかのトラブルがあることを確信した。

 

2022年6月10日(金)

まだ完了の連絡を待っている旨とお詫びの言葉をSMSで受け取る。

同日、翌週月曜、6月13日まで待ってほしいとSMSで連絡あり。

あまりにも二転三転しすぎるので

状況をちゃんと報告しろとこちらもSMSで送る。

6月13日に電話で説明するとSMSで受け取る。

電話で連絡してこないことでさらに不信感倍増。

 

2022年6月13日(月)

SMSで同日AM11時頃に電話すると連絡あり。

時間よりちょっと遅れて電話連絡あり。

内容としてはざっとこんな感じ。

 

担当者AとB整備工場の間で売掛金のトラブルがあると。

月末に振り込まれるものが振り込まれていなかったと。

B整備工場はその件で第三者の僕の車を留置して出庫させない。

警察に相談に2回行ったが、民事不介入で協力してもえらえない。

同日もう一度話し合いに行く。

 

夜19:05 その後報告がないので連絡しろとSMSで通知。

明日、もう一度話し合いに行き、その後に連絡すると返信。

この時、位置情報で門真のB整備工場と特定していると担当者Aに告げる。

そうだとの返事。

 

2022年6月14日(火)

担当者AとB整備工場と話し合い。

結論出ず明日もう一度話合い。

結論出なければ所有者自らB整備工場に乗り込むと伝えるが

明日の話合いを待ってほしいと言われる。

明日はAの先輩Cと二人で乗り込むらしい。

 

2022年6月15日(水)

18時より担当者A+CとB整備工場が話し合い。

時間切れ結論出ず明日13:00の話し合いへ持ち越し。

夜22:56にSMSで連絡あり。

SMSでの連絡後、すぐにこちらから電話をかけ

明日、いっしょに行くと告げるが

明日の話し合いで解決できなければ好きなように動いてくれて良いと。

むしろ明日だめなら一緒に行ってくださいと告げられる。

 

2022年6月16日(木)

担当AとB整備工場が13:00より話し合い。

条件が整い出庫されることが決まったと

18:59SMSで連絡あり。

週開けに検査完了で引き渡しとのことだが

僕がそんな第三者の車を人質にとって交渉するような輩の整備が

信用できるか?と返す。

 

2022年6月20日(月)

エンジンONの通知なし。

夜22:27に具体的な返却日を知らせろとSMSにて連絡。

 

2022年6月21日(火)

担当者Aより 朝、9:33にSMSにて 6月24日(金)を予定と連絡あり。

僕が予定では困る今までそうやって伸ばされてきた。と返信。

担当者Aより6月24日(金)で確定。時間だけ当日連絡。

出庫したらすぐに連絡すると返信。

また僕が信用できないと言ったので、

出庫後、トヨタで検査更新し車検完了とする旨を提案される。

僕は了承。

同日、相方が業を煮やして、担当者Aに電話を入れる。

不満をぶちまけた後、自分にも電話を替わってもらい

以前,B整備工場が僕に電話をしたいと言っていたが

車が戻っていないので僕が拒否したことを思い出し

何の為の電話がしたいのか聞いた。

要は会社の名誉の為に、すべて担当者Aが悪いのだと説明したかったらしい。

理由はどうあれ、関係のない第三者を巻き込み、

当事者の所有物でない第三者の所有物を留置し交渉の道具に使う整備屋など

僕はカスだと思っている。

こちらもヒートアップしているので車が帰ってこないうちは

電話を拒否して良かったと思う。

 

6月24日(金)

お昼頃、担当者Aからようやく車が返却される。

この時点でまだ車検は完了していない。

来週トヨタに持っていくので1日だけ預からして欲しいと説明され了承する。

 

6月27日(月)

B整備工場の対応がどうしても我慢できず

直接,B整備工場に電話を入れる。

僕の意見は総じて

担当者AとB整備工場との間の金銭トラブルは僕には全く無関係の話であり

三者所有の車を、所有者の車の整備とは無関係のB整備工場の利益交渉の為に

故意に長期間、留置することは不当である。

尚、僕は留置されることに同意した覚えは一切ない。

 

B整備工場の代表は案の上の対応。

B整備工場の言い分は

①担当者Aを信用したそちらが悪い。すべて担当者Aが悪い。

GPSで車の位置情報を知っていたのにすぐに取り返しにこないそちらが悪い。

③僕の車を入庫するまでは、担当者Aとの間でトラブルはなく

 僕の車が入庫してからトラブル化した。   

④そちらの金銭トラブルは僕には関係ないの主張に対して

 僕の車の車検についての金銭トラブルだ。

 (僕が整備後に追加で支払ったのは21000円。

  いつもニコニコ現金払い。そこから先は担当者AとB整備工場の問題)      

⑤B整備工場:こちらから電話をしようとしたのになぜ断った?

 僕:車が帰ってこないからだ!(ごネタら帰ってこない恐れあり)

 B整備工場:なぜ今頃電話してくる?

 僕:車が帰ってきたからだ!(当たり前やろ。)

⑥B整備工場:こんなこと言われるなら、車を返さなきゃ良かった。

 僕:はあ?(そんなことしたらどうなるかわかってんのか?)

⑦B整備工場:そんなに声を荒げるならこっちもそういう対応するよ!

 僕:どうぞ~

 B整備工場:・・・・

⑧僕:僕に何の落ち度がありましたか?

 B整備工場:・・・・

⑨僕:そちらの金銭トラブルに僕は関係ありませんよね?

 B整備工場:・・・・

 僕:ありませんよね?

 B整備工場:ないよ。

 僕:認めましたね?

 B整備工場:認めるよ。

 

 僕:じゃあ、もういいです。二度と電話しません。さよなら。

   B整備工場:あほちゃうか!

 

以上、実にざっとしたやとり。

僕も少し輩感が出てしまって口論になったが

まあ、相手もそういう輩だ。

どんなにエンドユーザーが困ろうとも

そこに対する気持ちのかけらも一切ない。

 

実におおまかに思い返すままに書いたが

何が起こったかおわかりいただけただろうか?

 

B整備工場は僕の車を入庫してからのトラブルと言ってるが

実のところは

僕の車を入庫する前からの担当者Aとのトラブルで

なかなか担当者Aが譲歩しなかったというのが事実だ。

そこでB整備工場は担当者Aが車を入庫してくるのを待っていた。

5月30日に入庫して6月2日に整備完了。

さあ、ここから交渉開始です。

車を出庫させないと担当者Aを脅し交渉を自分の有利側で進めます。

担当者Aにとっては自分の客の車を人質に取られるという

最大の嫌がらせです。

但し、ここで常識のある人ならすぐわかるでしょうが

これはただの嫌がらせであって解決にはならない。

三者の車を不当な理由で留置したことにより新たな問題を生んだだけです。

会社としての信用も相当落とすことになります。

 

担当者Aも最初、事を大きくしたくなかったが為に

誤魔化そうとしていたところが実に腹が立つし

まさか、こんな手で出るとは思わなかったと言うが

相手を良く知ろうとせず、舐めてかかり

まんまと留置しようとして待ち構えているところに

僕の車を運んで行ったまぬけさにはほんとにゲンナリする。

しかし、取り戻す努力はしていたようなので(知らんけど)

一応謝罪の言葉は受け取った。

B整備工場についてはそんな気のかけらもない。

あなたならこんな整備工場に命を預ける愛車を任せられるだろうか?

 

自分と同じ目に合うユーザーを増やさない為にも

ここに記録しておく。

 

僕は決して小さな問題だとは思っていない。

整備士による、整備とは全く関係のない事象での

故意による第三者所有の車の留置。

それによるエンドユーザーの心身的負担。

車がないことによる損害賠償も起きうること。

なんとかして法の整備と厳罰化を訴えれないかと模索している。