Muddy Fox復活と思い出話など

最近すっかりmicro hurryネタばっかりなんで、たまにはMuddy Foxのことを。
アラヤやラレーに興味ある方は既にご存知だと思いますが
2010年モデルでMuddy Foxが限定受注生産ではありますが復活します。
しかも、今時のフルサスカーボンではなくリジットクロモリフレームでです。
ジオメトリーも88年モデルのCMPを受け継いでいます。
もう既に注文された方もおられる様で、実に羨ましいばかりです。

私がMuddy Foxに乗り始めたのは1987年でした。
その引き金になったのが取り寄せたカタログのこの写真。

ドロップハンドルのCMPと後に購入することになるSUPの並んだ写真。
中学生の頃から4x4マガジンなどを読みふけってた自分には
MTBと言う自転車はもうそれだけで十分魅力的でしたが
この白いデッキハウスに何気なく置かれた(ロケなんでそりゃ何気なくはないですが)
2台の地味なカラーの自転車の雰囲気に
すっかりやられてしまいました。
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標準装備されたショルダーパットとハンドルバッグ。
シンプルなカラーに控えめなメーカーロゴ。
今見ても新鮮でカッコイイ!と思ってしまいます。
今では当たり前になったスローピングフレーム、ホリゾンタルフレームと言う
和製英語の発端もここからだと聞いています。

そして当時の給料でやっと買えたのがこのMF26-EXP

これで毎日事務所に通っていました。
夜遅くまで仕事をしていましたが、これに探見ライトをつけて
ちょっと遠回りをして帰るのが毎日の楽しみでした。
実際、山や自然の中を走るということはこの当時には叶いませんでしたが
それだけで十分違った日常を感じることができました。

Muddy Fox復活を受けて、ちょっと思い出話でした。