RANのステムに蔵王のアダプターを取り付ける-2

RANのHL製ステムと日東のパールを見比べて、非常に残念な相違点があることに気づきました。
ボルトの規格が違います・・・。HLは並み目、パールは細目。
よってこのままでは蔵王は使えません。
また、ボルトの頭径がHLの方が小さいためパールのボルトを使うわけにもいきません。
しかし、幸いなことに径はどちらも8mmでした。
で、思案した結果、細目の8mmボルトを取り寄せてHLのボルトの頭径まで削って小さくしちゃうことにしました。
左が削った後、右が削る前。

特別な道具など持ってませんので少しづつ手作業で削り続け、
最後に剛を煮やして小型の双頭グラインダーで一気にやりました。

そしてなんとかHLのボルトと同じぐらいになったんですが
ステム側の並み目の雌ネジをさらってしまって完全に貫通させないといけません。
これをやってしまうと、蔵王のアダプターを使わない時はナットが必要になります。
貴重なステムだけにちょっと躊躇しましたが、これは予備に買っておいた分なんで
思い切ってやっちゃいました。8mmのドリルを通して貫通です。
後はアダプターの当り面の面出しをしてやれば良いだけですが、
これはまた落ち着いてちょっとづつ作業します。
で・・なんとか装着できました。


ハンドルは日東の135です。
ステムも日東なら良かったのですが・・・
でも日東製ならここまで思い切れなかったかも・・・。


という訳で、考えてから数年・・・やっと取り付きました。
写真の通り、マイクロハリーは現在停止中・・・。




でも実際フレームにセットしてみないと、微妙な高さ関係があるから
使えるか使えないかわかりません・・・。