RANのステムに蔵王のアダプターを取り付ける-1

先週末より、またタイトな仕事のスケジュールをこなす破目になってしまった為
今日は朝、ゆっくり起きてのんびりさせてもらいました。
と、言っても仕事部屋横のバルコニーの整理と掃除や一応家の用事もこなしています。

午後からでも走りに行けばよかったんだけど
やっぱり疲れが出てて駄目ですね。も一つモチベーションが上がりません。
結局、いつもの小技を使った自転車のパーツ弄りになってしまいました。


もう随分前から考えていたんですが
RANのステムにTOEIのフロントバッグサポーターみたいな物を取り付けたいと思ってました。
しかし、TOEIのそれは、TOEIのステムとセットで購入するとなると
とても自分が手を出せる金額ではありません。
それにマスプロメーカーのランドナーにはちょっと立派すぎて・・・
という感じが残念ですがします・・・。
そこで、いろいろ調べているうちに
昔、日東さんが蔵王というパールステム専用フロントバッグを出していたことを発見。
もう、これを使うしかないとオークションで入手しました。

自分はMTBから趣味の自転車の世界に飛び込んだんで
ランドナースポルティーフが全盛の頃をほとんど知らないんですが
ARAYAランドナーを購入してから、昔のパーツに興味が出てきて
古い雑誌を購入しては読んでいるうちに
今これがあったら良いのに・・・というパーツがいっぱいあるんですよね。
これもそういう商品のひとつなんです。
カーボンやチタンを使った軽量ハイスペックなパーツも良いですが
自分はこんな、ちょっとしたアイデアみたいな手作り感覚のパーツに強く引かれてしまいます。
現行のフロントバッグも樹脂のアダプターで簡単に取り付けでき、
ワンタッチでバッグを取り外しできて良くできてはいるんですが
キャリアを使って固定するランドナーには、やはり似合わないですね。
TOPEAKのフロントバッグも持っていますが
どうしてもハンドルよりかなり上に固定されてしまう為
なんだか取り付けた状態のプロポーションがおかしく見えます。
やはりフロントバッグの上蓋とハンドルの上面が揃うようなプロポーションが美しいと思います。
現在アルプスのフロントバッグを使っているんですが
これは通常革ベルトでハンドルに直接固定します。
アルプスのフロントバッグは前方が開くのではなく後方(手前)が開きます。
ハンドルとバッグがぴったりくっついていると
この蓋を閉めるのが非常に納まりが悪い。現在はステムに蓋のゴムを引っ掛けて使用してます。
そこでこのアダプターを使うとハンドルとバッグの間に隙間が生まれるため
蓋のゴムをうまく引っ掛けることが出来るし、
ハンドルの上部を握るポジションが増える利点があります。

蔵王を入手したのは良いのですが
すぐにそのまま使えるわけではありません。
RANのステムは台湾のHL製ですが、このようなデザインのステムが現在あるはずもなく
これはARAYAがランドナー用にオーダーしたものです。
実はこの形状はなんとか言う(すみません。忘れました。)安全基準でもう作れなくなったそうです。
残念です。(こんなデザインまで基準で羽交い締めにしなくても良いと思うんですが・・)
そんなことで、ステムをパールに変更すればなんの問題もないんですが
無理やりこのステムを使っちゃいます。



なんか・・疲れてきたので  つづく・・・