CADは道具に過ぎないのです。

仕事の追い込み中です。
なんか、今年に入ってからずっとこんな感じではありますが
自転車のことも気にはしつつも、稼がなにゃいかんので頑張ってます。

僕は仕事でCADを使うのですが
今までずっと使い慣れた古いバージョンを使ってきました。
でもここ最近、先方が最新バージョンを使っているらしく
もらったデーターが読めなかったり、データーに不具合が出る現象がとうとう出始めたので
しかたなく、新バージョンを使い始めたのですが
これが、使いにくいのなんの!
使うコマンドはほとんど頭と手が覚えているのに、直感的に使えない!
たとえば、コマンド「C」と打てばCが頭文字のコマンドがカーソル部にずら〜と表示されたり、
そのコマンドは何なのか、いちいち注釈が表示されたりするのだ。
そんなもんいらんのです。
注釈とか視覚的効果とかいらんのです。
そんないらん機能付けるよりもっと軽く速く動くようにして欲しいのです。


結局、いらん機能はどんどん外して、画面も古いバージョン風にしてすっきり。
CADの開発もそろそろ行き着いたなと気がします。
そもそも毎年バージョンアップする必要もないでしょ。
っと書けば、設計関係の人にはどこのCADだかわかってしまうな。

CADが当たり前になって、確かに便利になった面もあるものの
何か感覚的に失われた面も大きいような気がしてなりません。
今でもフリーハンドで上手に図面を書ける人に憧れます。


これからはBIMだ!BIMだと言いますけれど
僕みたいな一人の設計屋にはもひとつピンとはきませんね。
T定規を担いで学校に通っていた時代が懐かしくなります。

まだ、しばらく頑張ります。